長時間のドライブ:確認事項

一人より二人以上で

自分だけのドライブは、短い距離であれば本当に楽しいものです。しかし長時間のドライブ中に何か良くないことが起こってしまった場合には、最悪の事態になってしまいます。そのような場合、必ず誰かの助けが必要になります。ドライブが長時間になる場合は、リスクを避け、安全で楽しい旅行になるようにしましょう。気の合う同乗者がいれば、運転はより充実した楽しい体験になることでしょう。ただ、心に留めておくべきことが1つあります。それは、車の乗車定員を超えたドライブは、ドライバーや同乗者にとって気持ちのよいものではないということです。後部座席に3人で座った場合、彼らにとっても、そしてドライバーのあなたにとっても不快な状態となってしまうかもしれません。ドライブを快適に楽しめるような人数で出かけることが大切です。また、運転に疲れた時に交代してもらえる人に、必ず同乗してもらうようにしましょう。

眠気や疲れを感じる前に休憩

出発する前に、自分が運転できる距離を決めておきましょう。小休憩が取れる場所を決めて、新鮮な気持ちで運転を再開できるようにします。道中で休憩に良さそうな場所を見つけた場合に、そこで休憩をとってもよいでしょう。

カーナビの機能を十分に活用する

正確なGPSナビゲーションシステムには、携帯電話や車用のナビゲーションで数多くのオプションがあります。ただ、出発前に携帯のバッテリーの充電を忘れずにしておくこと、そしてバッテリーがなくなった時に利用できる予備のバッテリーを用意しておくことが大切です。また車で複数の国を旅行する場合には、ガイドブックを持っていきましょう。

印刷された道路地図を用意しておく

紙の道路地図は必ず用意しておきましょう。優れた道路地図というのは、人を導いてくれる星のようなものです。携帯電話は道中に壊れてしまう可能性がありますが、道路地図は頼りになるガイドになってくれることでしょう。

夜には十分な休養を

道中で夜を越す場合、滞在場所を確保しましょう。ホテル、民宿、モーテルやホステルなど、車を停めて、一晩休むことができる場所です。宿の種類は予算に応じて決めればよいでしょう。旅行者の中には、車の後部座席で就寝する人もいますが、車のスペースは限られているので、十分な休養が取れない場合もあります。

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エンジンの故障は修理しておくこと

長距離ドライブに出かける場合、車の全ての部分が万全のコンディションであることが大切です。エンジン、タイヤ、リム、ブレーキ、ライト、ギアなどの調子が良好であることを確認します。特に注意をはらう必要があるのは、エンジン全体です。ダッシュボードのボタンを全部確認し、正常に 機能しているか見てください。指示器は作動していますか、またヘッドライトや車内のライト、クラクションに異常はありませんか。運転中に点灯しなくなった場合を考えて、バルブの交換方法も知っておくべきです。トランスミッションオイル、ワイパー、ブレーキ、オイル、不凍液などが十分かを出発前に確認してください。エアコン、ディーゼルまたはガソリン、暖房機能が機能していれば、準備完了です。

ブレーキの効きを確認する

長距離を走る前の確認事項で最も重要なものの1つがブレーキです。出発前に必ずチェックが必要です。ブレーキに異常が見られた時の対応策も調べておきましょう。

タイヤのチェック

タイヤは極めて重要です。タイヤの空気圧がマニュアルに示されたスペックに合っているかをかならず確認しましょう。トレッドをチェックして、もし低すぎるようであれば、運転前に新しいものに換えておきましょう。必要以上に空気が入ったタイヤは、空気が十分に入っていないタイヤと同じくらい危険です。夏季と冬季のタイヤ交換を義務付けている国にお住まいの場合、道路上の雪や雨、泥とのグリップ力を維持できるようにしておくことが不可欠です。雪道を時速50km で走行中にブレーキをかけると、停止するのに冬タイヤなら30km、夏用タイヤだと60kmもかかるのです。これはあまりに大きな違いです。ですから、ドライブする国の道路事情とタイヤに関するルールを調べておきましょう。例えばドイツでは、冬に冬タイヤを利用せずに運転した場合、罰金が課せられます。

ツールキットを持参する

出発前に、道中で緊急事態が起こった場合に対応できるように緊急用ツールキットを用意しているか確認します。運転中に異常が発生した場合、ツールキットがあれば、非常に役立ちます。長距離ドライブには必ず車に積んでおきましょう。

救急セット

救急セットは道中に災難があった場合に重要です。救急セットには医療用、そして緊急時の支援に必要なアイテムを揃えておきましょう。

緊急時の連絡先一覧

長距離ドライブの際には、緊急時の連絡先を用意しておく必要があります。大雪や大雨など予測しないことがどこで起こって、足止めをくらうかわからないので危険です。車に緊急時の連絡先を用意していないと、後で大きな影響が出てしまうかもしれません。出発前に必ず用意しておきましょう。またご加入の自動車保険に道路上でのサービスや旅行傷害保険が含まれていることを確認しておくことも大切です。これらは安全に車で旅行するためには欠かせません。

衣服とその他の携帯品

季節にあった衣服、そして冬季にはブランケットを持っていきましょう。冬に雨にうたれて、衣服が濡れてしまったら、病気になるかもしれません。一枚余分に衣服を持っているだけで、雪や雨、その他の予期せぬ状況から自分を守ることができる場合もあります。また冬の一番寒い時期に、ブランケットが一枚あれば重宝するものです。

食料品

緊急時に備えて、水と共にドライフードや腐らない食品を少し持って行くとよいでしょう。旅行者が雨や雪の多い季節に、飢えや喉の乾きに苦しんだという例は少なくなく、かなりひどい状態が伝えられています。余分な食料を持っていくのが賢明です。

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